「Ragnarok Online 2」(ラグナロクオンライン 2)のサービスが,韓国のゲームポータルサイト「Netmarble」で行われることが明らかになった。
CJ Internetは本日(10月25日),Gravityと提携し,Gravityが開発するゲームを韓国内でNetmarbleを通じてパブリッシングしていくと発表した。この提携によってGravityのゲーム開発力を得たNetmarbleは,国内のゲームポータルの中でも優位な立場を確保し,今後収益も増大すると期待されている。
一方Gravityにとっては,Netmarbleを通じて自社開発のゲームのマーケティングが強化できると同時に,(国内でのマーケティングから手が離れるため)同社が得意とするゲーム開発および新作ゲームの発掘,そしてグローバルパブリッシングに,これまで以上に集中できると見込まれている。
CJ Internetは,現在Gravityが開発中のRagnarok Online 2と「Requiem」(レクイエム),そしてカジュアルゲーム2作の計4タイトルを,2006年末までにNetmarbleを通じてサービスする計画だ。
CJ Internetの社長であるChung, Young Jong氏は,「Gravityの有力タイトルをサービスすることで,当社のパブリッシング事業がより強化される。また実際にサービスが始まる2006年以降は,直接的な収益も期待できるだろう」と話している。一方Gravityの社長Ryu,Il Young氏は,「今回の提携によって,Gravityはこれまで以上に,海外での事業や新規タイトルの開発,新作ゲームの発掘に注力できる」と説明している。