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- 註冊時間
- 05-12-25
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- 215856
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スホーイ (Sukhoi) 金色の鷲 (S-37) -> 蘇霍伊設計局(Sukhoi) 蘇愷-47 "金雕"
(スホーイ)S-37(ベルクート)
スホーイ設計局が開発した試作戦闘機。
機体を見てもわかる様にアメリカの前進翼機グラマンX-29の影響を色濃く受けた機体設計をしており、このS-37の開発にはスホーイ設計局がX-29をベースにして同設計局流にアレンジした様な外見になっている。S-37の機体には30°近くの前進翼に加えてカナードと水平尾翼を持ち、垂直尾翼も2枚持つというスリー・サーフィス(三面翼)形態で、同設計局が開発したSu-35よりも若干大きく設計されている。
スリー・サフィス形態はアビオニクスが複雑になるという欠点もあるが、飛行安定性が増すという利点もあり、S-37では恐らくピッチ制御はカナード翼が担当し、水平尾翼は専らトリムと大迎え角からの回復に用いられると思われる。一般的に前進翼機は後退翼にないメリットを持っており、世界の航空機開発部門では前進翼機の試作機開発が何度も検討されたが、技術面の問題が大きく実現は困難であった。だが、84年に世界随一の航空機アビオニクスを誇るアメリカがついにX-29を開発する事となったが、ロシアの前進翼における戦闘機開発はアメリカ航空技術より遅れをとって開発され始めた様で、最近まで実用化できなかった最大の理由は複合材料技術開発の遅れがそれに拍車をかいていた為と思われる。
冷戦終結とソ連の崩壊よる乏しい国防予算の中で、ロシア政府とロシア空軍がS-37に開発資金を回す事ができたのはSu-27の中国、インドへの輸出代金があったからであろう。現在もS-37の性能はあまり詳しくは判明していないが、あり合わせの部品で作られたX-29と違い、武装・ウエポンシステムを搭載しているこのS-37は、直ぐにでも実用戦闘機に用いる事のできるレベルにまで達しているようだ。
そしてロシアではS-37を最新ステルス戦闘機の登場と伝えているが、これは大袈裟な宣伝で実際の所、ステルス性の配慮はまったく見受けられない機体設計であるので、せいぜいステルス性と言っても電波吸収塗料を施しているぐらいであろう。
ところで、このS-37のもう一つの名前である“Brekut”とはロシア空軍が付けた名前ではなく、スホーイ設計局が付けた試作名称で、ロシア語の“Ber-koot”(金色の鷲)から由来している。
S-37 Data 初飛行:1997.9 全幅 全長 全高 総重量 エンジン 最高速度 航続距離 乗員
16.7m 22.6m 6.4m 24~34t D-30-F6M(AB付)(推力15,500kg)×2 M2.35(2,500km/h) 約3,300km 1人
SU-47 (S-37)
蘇愷-47 "金雕"
SU-47 (S-37)最大速率約2馬赫,1.2馬赫超音速巡航速率。SU-47 (S-37)使用大量的複合材料,空重小於14噸!SU-47 (S-37)將是推重比最高的戰機。最高的推重比,加上前掠翼的升力特性以及三翼面的操控性,SU-47 (S-37)應該會是當代機動力最好的飛機。前掠翼飛機具有很好的起降性能,及很低的穿音速阻力,因此也可能會是很好的艦載機種。不外掛,單靠內燃油之航程估計約4000km。
SU-47 (S-37)武器可外掛可內載,武器艙可配備8枚R-77,與F-22武器艙配置不同,SU-47 (S-37)與1.44的武器艙配置是兩枚在下兩枚在上(每一個武器艙),因此其武器艙比較適合配備較大的武器如炸彈,精靈炸彈..等,從航展公佈的透視圖看,居然塞得下R-33!可見裝在對地攻擊彈藥應該不成問題了。 |
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