[地靈殿] 魔理沙和河童開發未來新能源

Makoto02

吹拂自忘恩之地的風
Stage 1　幻想風穴

魔「怎麼洞窟裡的風還這麼強。」
？（喂～聽的見嗎？）
魔「……八成聽不見。」
河（……妳聽見了吧？是我啦。）
魔「又看不到妳的模樣，光說「是我」誰知道妳是誰。」
？「哦？竟然會有人類，真稀奇。妳的目的是地底的慶典吧？全寫在妳的臉上。」
河（出現了！是蜘蛛，土蜘蛛！）
魔「蜘蛛……是嗎？」

幽暗洞窟的明亮蛛網　黑谷　寡女

黑「看來一下子就露餡了。正想說難得有獵物出現，看來妳不是普通角色呢。」
河（嘿，土蜘蛛！看我們馬上把妳大卸八塊！）
黑「真是有趣的人類。我喜歡，來吧！」
河（來，加油～）
魔「喂喂喂……」

（推倒黑谷之後）

魔「都是因為妳挑釁她，害我打這種沒有意義的架。」
河（因為她們老是弄髒河水嘛。）
【註：古時候的冶鐵一族稱做鬼或土蜘蛛，為了就近取得鐵沙或磁鐵礦而住在山裡，
　　　而冶鐵屬於高污染工業，經常污染河童們居住的河川。】
魔「看樣子接下來很難過了。」



締結地上與過往的深邃通道
Stage 2　地獄的深邃通道

魔「這個洞穴究竟延伸到哪裡呢……」
河（再一下子就到舊都了。）
魔「舊都？」
河（那是我們的一些老朋友居住的地底都市。）
魔「什麼？」
？「妳是人類嗎？人類到舊都去做什麼？」
魔「噢，呃……我正想說其實沒什麼要緊事……」

地殼下的嫉妒心　水橋　帕露希

帕「迷路誤闖進來的？那麼妳就往上走離開吧，回到耀眼的光芒傾注的地上世界。」
河（但是她們各個都擁有招人厭惡的力量，因此連同城市一起遭到了隔離。）
　（她是操縱嫉妒心的妖怪，盡快解決她吧。）
魔「呃……我倒不是捨不得打她，不過我為什麼要前往地底下？」
河（不是溫泉嗎？想泡溫泉的話就前往地底下吧。）
帕「真是愛自言自語。算了，反正我隨便解決一個人，別人也不會有什麼意見。」

（推倒橋姬之後）

魔「雖然不知道前因後果，不過有溫泉湧出來就好。」
河（走吧，很快就到舊都了。）
魔「舊都住的都是什麼樣的妖怪？」
河（人見人嫌而遭受封印的妖怪、自我放逐而將自己關在地底的妖怪、）
　（無法和人相處而離群索居的妖怪，還有……）
魔「我突然不想去了。」



遺忘的飛雪舊都
Stage 3　舊地獄街道

？「妳還滿有兩下子的。雖然我不知道妳是何方神聖，
　　不過面對來踢館的人，禮貌上就是要全力還擊！」

？「不錯，我喜歡！看來我們可以玩的更開心呢，妳可要跟緊別掛點了哦！」
河（看來被麻煩的對手盯上了……）
魔「怎麼回事？她也是人見人嫌的妖怪之一吧？」
河（……）
？「怎麼，要投降了嗎？」
河（您好，沒想到能讓您這樣的大人物看上眼……）
魔「哦？妳認識她？」
河（這一位是我們和天狗的頂頭上司之鬼。）

眾人皆謂怪力亂神　星熊　勇儀

勇「咦？我還以為妳在自言自語，原來是和那顆珠子對話。」
河（只有鬼不在的時候，才由我們和天狗負責管轄整座山。）
　（她們已經離開了很長一段時間，大家都過著平穩的日子……）
魔「說到鬼，幻想鄉不是已經有一隻了？」
河（我們對她已經很必恭必敬了，再冒出一個上司我們可受不了。）
勇「正是，我就是山上的四天王之一，力之勇儀。
　　不過我已經來到了地底，因此我也回不了山上了。」
河（妳幫我向她說，希望您往後不要回到地上世界了。）
魔「哈哈，妳怕被頂頭上司抓包，所以才叫我來？
　　真是太可笑了，像她這種角色，擊敗她不就得了。」
勇「……聽不懂妳在說什麼。看來那顆珠子似乎認識我。」
魔「沒關係，接下來換我出馬。快，閃邊涼快吧！」
勇「雖然有點懷疑珠子那端到底是誰……不過有人下戰帖了，先開打再說！」

（推倒勇儀之後）

勇「了不起！雖然妳讓人丈二金剛，不過身手這麼了得，肯定不會是壞人。」
河（快，繼續往前吧，往前。）
魔「往前？妳知道我們要前往哪裡嗎？而且我也不知道妳的目的究竟是什麼。」
河（目的是溫泉沒有錯，我們要找出讓間歇泉在地上噴發的傢伙。）
魔「哦？妳的目的果然也是溫泉。不禁讓人想起河童邊泡溫泉邊喝酒的畫面呢。」
勇「那顆珠子的聲音……是河童的聲音？喂～聽的見嗎，珠子那一端的河童？」
河（咿！？）
勇「山林裡似乎和平又悠哉呢。」
河（是是是，一切都是老樣子。）
勇「別擔心，我並沒有將山要回來的意思。」
河（……偶而也歡迎您來坐坐，喝喝酒之類的。）
　（雖然大家都很忙就是了……）



人人避之唯恐不及的恐怖之眼
Stage 4　地靈殿

魔「讓間歇泉噴發的傢伙，在這裡碰的到她嗎？」
河（地底應該不會止於舊都而已。）
　（應該還有方法前往地底更深的地方。）
魔「真是了解，妳是不是瞞著我什麼？」
河（似乎有股熱風從這座豪宅底下吹上來。）
　（看樣子在某處應該有個前往地底的洞穴之類的。）
魔「呣，妳是不是知道某些內情？算了，妳幫我搜括這裡的話就算打平。」
？「……訪客？難道是人類？不會吧，人類怎麼可能來到這裡。」
魔「哦，發現居住的人了。這下子只好堵住她的嘴了。」
河（加油～雖然她看起來滿厲害的。）
魔「準備好在地獄底層睡大覺了嗎？」
？「……真是強盜。愚蠢至極。
　　……間歇泉？前往地底的洞穴？妳找這些東西要做什麼？」
魔「嗄？我剛才說了什麼嗎？」
？「妳想要溫泉吧？所以才假裝和河童合作。」
河（咦？）
魔「……妳究竟是誰？」

怨靈也畏懼的少女　古明地　悟

悟「我是古明地悟，這座地靈殿的主人。
　　妳心裡所想的任何事情，在我的第三隻眼裡都無所遁形……魔理沙小姐。」
魔「怎麼可能？我什麼都還沒開口耶。」
河（喂，快點解決掉她吧。）
魔「嗄～？好吧，只好先推倒她再來好好搜括這棟豪宅了。」
悟「「讀心術能力？肯定是騙人的。」
　　「如果是真的，她應該知道我接下來心裡想些什麼。」
　　「小～河～童～小～河～童～一口咬下黃瓜瓜～」」
魔「真、真的假的，她真的會讀心術！這樣我贏的了她嗎？」
河（將妳的心思放空和她打不就得了？）
魔「噢，說的也是。」
悟「就算妳在心裡喊著「放空心思、放空……」也一樣。
　　沒關係，我的確好久沒有遇見人類了，陪妳打兩場也不為過。
　　在妳心中有華麗的彈幕。妳就等著被心中的華麗彈幕打的抱頭鼠竄，
　　逃回溫吞的地上去吧！」

（打到一半）

悟「接下來才正要開始，和自己的心理創傷一同沉眠吧！」

（推倒小悟之後）

悟「真是厲害，幸好我襲擊的是人類。」
河（……哦，這不是我的彈幕嗎？雖然小地方有些不一樣。）
魔「被偶然浮現在腦海裡的彈幕攻擊，真是詭異……」
悟「好吧，妳想要什麼？……對了，間歇泉吧。
　　那麼我帶領妳倒中庭去，那裡有個洞穴通往地底最深處。」
魔「好吧。對了，似鳥，我想知道妳到底有什麼打算。」
河（……這個嗎，我對間歇泉最底部的妖怪有點興趣。）
魔「間歇泉最底部的妖怪？」
河（這和妳沒什麼關係，個人私事而已。）
魔「搞不懂妳在說什麼。難得我想和妳平分寶物的說。」
悟「她心理想的是「要是有寶物我就要獨占」，珠子那端的河童，妳要小心點。」
魔「哇咧～快點閃人吧……」



過往的業火
Stage 5　灼熱地獄遺跡

魔「熱死了熱死了！這裡是什麼地方啊？」
河（這裡……？看起來好像真正的地獄。）
　（呵呵呵，看見囉，我看見囉～）
魔「真羨慕妳不用親身感受這種烤箱般的感覺。」
　「……又是那隻貓。妳的珠子是不是有魚腥味？有隻貓聞到腥味跑過來了。」
河（是嗎？嗅嗅～）
？「噹噹～！其實不是什麼魚腥味，我只聞到人類的屍臭而已！」
魔「哦？貓變大了耶……等一下，妳說屍臭？」
？「力量強大的人類屍體散發的臭味，這些屍體看來值得送走！」
河（這傢伙怎麼搞的？好詭異……）

地獄的輪禍　小燐

燐「我剛才在悟大人那裡聽說了，妳在找間歇泉底部的妖怪嗎？
　　勸妳打消念頭，她可是最可怕的鳥。姊姊妳似乎很厲害，不過她是真的很危險！」
河（最可怕的鳥……？就是她！我們就是要去找她，魔理沙。）
魔「嗄？有人命令妳去找她？雖然我不太清楚妳的目的，不過我聞到寶物的味道了。」
河（好吧。如果順利取得目標的話，我就分妳一點。）
魔「這就好辦了。一言為定，走吧！」
燐「等一下，強大屍體的姊姊，妳要走了嗎？」
魔「我沒時間陪貓玩耍。」
燐「真高興姊姊這麼急著尋死。姊姊的屍體和靈魂這麼強，我的車子應該會變重吧！」

（教訓小燐一頓之後）

燐「真了不起！小燐好感動！」
河（好了，快走吧！追求的力量已經近在眉梢！）
魔「妳追求的力量是什麼？」
河（劇說那股力量比現在的電力強上好幾倍。）
　（足以讓所有機械技術掀起革命。）
燐「妳是指她的力量吧？那是姊姊妳的目的嗎？
　　哈哈哈，真是愉快，看來我剛才根本就不需要阻止妳。
　　偷偷告訴妳，她擁有的強大力量是神明賜予的力量。
　　我們地底的動物，只要吸取怨靈或魑魅魍魎就能變強。
　　但是不知為何，她竟然吸取了神明的力量。」
魔「原來如此。雖然不知道是什麼力量……不過希望她能對我的魔法研究有幫助。」



熾熱猛烈的第二太陽
Stage 6　地底都市最深處

燐「對了，有件事我忘了說。」
魔「？」
燐「要是妳死在這裡，屍體會被燒的連灰都不剩。
　　如果我想要屍體的話，還是應該在這裡就解決姊姊妳！」

魔「搞什麼鬼，愈往前進愈熱！妳想要的難道是這股灼熱的力量？」
河（據說那股力量既高溫又高壓。）
　（而且據說那是最強也是最後的能源。）
　（這點地熱可差的遠了。）
魔「這點地熱就快把我烤熟了……」
？「小燐全部告訴我了，聽說有人類前來確認我的力量有多壯觀。」
河（來了～就是她就是她！）
魔「妳怎麼這麼high，是不是喝了酒還是什麼？」
河（我可是搶了頭香呢！河童一族裡最先發掘到這股力量的就是我。）
？「呵呵，原來我在地上也出名了嗎？真是太好了。不過妳是怎麼找到我的？」
河（山上的神明告訴我們的，說可以提升河童的技術水平。）
？「咦？山上的神明為什麼……？」
魔「抱歉打斷妳們的興頭，不過妳的力量究竟是什麼？為什麼能提升河童的技術水平？」

難以駕馭的神之火　靈烏路　空

空「我吸收了某位神明的力量。黑色的太陽，八咫烏大神，這股力量足以匹敵太陽。」
魔「什麼是太陽的力量？光合作用？還是曬傷皮膚？」
河（妳很笨耶，魔法師還這麼不用功。）
　（太陽的能源，那是超高溫、超高壓的世界。）
空「也就是核融合。核能創造出幾近永久超高溫的終極力量，這是八咫烏大神的神德。」
河（核融合能產生超高溫，因此很難控制……）
　（不過這裡有隻烏鴉能控制它。）
魔「真是驚人。和太陽匹敵的力量嗎，我也好想要。」
河（沒錯吧？）
　（所以魔理沙，將她活捉回來吧！）
魔「拜託～不會吧！？她可是操縱終極熱能的人耶！」
空「要如何使用核融合的力量，每個人都不一樣。妳將這股力量帶回去要做什麼？
　　終極的交通工具？毀滅性武器？還是史上最強的魔法？
　　不過我倒是想讓灼熱地獄再度復活，將地上一切事物都熔化！」


（欲知後事請來信 ）

[ 本文章最後由 Makoto02 於 08-8-29 04:32 編輯 ]

Makoto02

忘恩の地から吹く風
Stage 1　幻想風穴

魔「洞窟の中なのに、風が凄いぜ。」
？「……お～い、聞こえるかねぇ。」
魔「……聞こえていないかもしれない。」
に（……聞こえているな、私よ。）
魔「姿が見えないのに、私とだけ言われても判らん。」
？「おお？人間とは珍しい。
　　やっぱり地底のお祭りが目当てなの？そんな顔しているし。」
に（出た！　蜘蛛だよ、土蜘蛛だよ。）
魔「蜘蛛……？そうか？」

暗い洞窟の明るい網　黒谷　ヤマメ

ヤ「一発でばれちゃったみたいね。
　　折角、久しぶりの獲物だと思ったのに。あんた、ただ者じゃないね。」
に（やい土蜘蛛！　これからお前をぎったんぎたんにしてやる！）
ヤ「面白い人間ね。気に入ったよ、相手をしてやる。」
に（はいどうぞ。頑張って。）
魔「おいおい。」

魔「お前が嗾けるから、無用な争い事をしてしまったじゃないか。」
に（だって、彼奴らいつも河を汚すんだもん。）
魔「先が思いやられるぜ。」



地上と過去を結ぶ深道
Stage 2　地獄の深道

魔「この穴は何処まで続いているのかねぇ。」
に（あとちょっとで旧都だね。）
魔「旧都？」
に（我々の仲間だった奴らが住んでいる地底都市の事だよ。）
魔「何だって？」
？「もしかして人間？人間が旧都に何の用？」
魔「あ、いや。特に用はないと言いたいところだが。」

地殻の下の嫉妬心　水橋　パルスィ

パ「迷い込んできたの？
　　だったら上を目指して帰った方が良いわ。輝かしい光の注ぐ地上にね。」
に（みんなが忌み嫌う力を持った。奴らが都市ごと隔離されたんだ。）
　（こいつは嫉妬心を操る妖怪、ちゃっちゃと倒しちゃって。）
魔「いやまぁ、倒す事は吝かでもないのだが。
　　何だか話が読めないぜ。何で私が地下を目指してるんだっけ？」
に（温泉でしょ？温泉が欲しければ地下を目指せ。）
パ「独り言が多いね。ま、一人ぐらい勝手に倒しちゃっても、誰も文句を言うまい。」

魔「何だか判らんが、温泉が出るのならいいか。」
に（さあ、もうすぐ旧都だあね。）
魔「旧都にはどんな妖怪が棲んでいるんだ？」
に（忌み嫌われて封印された奴、その身を厭い自ら土の下に封じた奴。）
　（人付き合いが苦手で籠もっている奴。それから……）
魔「何か行きたくなくなってきたぜ。」



忘れられた雪の旧都
Stage 3　旧地獄街道

？「あんた、なかなかやるね。何者か知らんけど、
　　暴れる奴には暴れて迎えるのが礼儀ってね！」

？「気に入った！もっと愉しませてあげるから、駄目になるまでついてきなよ！」
に（こいつは厄介な相手に気にいられたもんだね……）
魔「何なんだ？こいつもその忌み嫌われた妖怪なんだろ？」
に（……）
？「どうした、もう降参かい？」
に（どうも、まさか貴方みたいな人に目を付けられるなんてねぇ。）
魔「うん？知り合いか？」
に（この方は、私達や天狗の大ボスの鬼。）

語られる怪力乱神　星熊　勇儀

勇「なんだ？独り言かと思ったら、その珠と会話しているのか。」
に（山は鬼が留守の間だけ、私達と天狗が預かっている事になってるのさ。）
　（もう、長い間留守だったんで平和だったんだけど……）
魔「鬼なら既に一匹幻想郷に居るじゃないか。」
に（あの方にも頭が上がらないのよ。もう上司が増えるのは懲り懲り。）
勇「いかにも、私は山の四天王の一人、力の勇儀。
　　といっても、もう地底に降りて来ちゃったので、山には行ってないけどね。」
に（どうかそのまま地上には出てこないでください、って言ってよ。）
魔「あはは、お前はボスに見つかるのが嫌だから、私に行かせたって事か？
　　とんだお笑いぐさだぜ。こんな奴倒しちゃえばいいじゃん。」
勇「……話が読めないな。どうやら、その珠は私を知っているようね。」
魔「いいんだ、ここから先は私の出番。さあ、そこを通して貰おうか！」
勇「その珠の正体が気になるけど……まずは、売られた喧嘩を買わないとね！」

勇「お見事！何かと不思議な奴だが、腕っ節が強い奴には悪い奴はいない。」
に（さ、次に行こう次に。）
魔「次って行き先判ってるのか？そもそもお前の目的もよく判らん。」
に（目的は温泉で相違ない。地上に間欠泉を出してる奴を探せ。）
魔「うん？お前もやっぱり温泉が目当てなんだ。
　　河童が温泉で酒呑んでるのは絵になるからなぁ。」
勇「その珠からの声……河童の声なのか。お～い、聞こえるかい？珠の河童よ。」
に（ひゅい！？）
勇「山では平和に楽しくやってるかね。」
に（へえへえ、全くお変わりなく。）
勇「心配するな、別に山を取り返そうとか思ってないさ。」
に（……たまにはお酒呑みにでも遊びに来てやってください。）
　（みんな忙しくしてますがね。）



誰からも好かれない恐怖の目
Stage 4　地霊殿

魔「間欠泉を出してる奴ねぇ。この屋敷で合ってるのか？」
に（地底はこの旧都で終わりではない筈。）
　（もっと地下深くに降りる手段があるはずなんだ。）
魔「詳しいんだな。何か私に隠してないか？」
に（どうもこの屋敷の下から熱風が吹いている。）
　（どこかに地下に降りる穴か何かがありそうだ。）
魔「ふむ、お前は何かしっているな？
　　ま、家捜しなら協力をしてやってもいいんだが。」
？「……来客？もしかして人間？まさかね、こんな所まで来られる筈がない。」
魔「おっと、家人に見つかっちまった。こうなったら口封じをするしかないぜ。」
に（頑張れ～、何か強そうだけど。）
魔「地獄の底で眠る覚悟は出来たか？」
？「……強盗ね、愚かな。……間欠泉？
　　地下へ潜る穴？なんだ、そんな物を探しているの？」
魔「あん？私が何か言ったっけ？」
？「温泉が欲しいのね？河童と協力する振りをして。」
に（おん？）
魔「……お前は何者だ？」

怨霊も恐れ怯む少女　古明地さとり

さ「私はさとり、この地霊殿の主です。
　　貴方の考えている事は全て筒抜けなのですよ。私の第三の目で……魔理沙さん。」
魔「なんだって？まだ何も言っていないのに。」
に（おい、さっさとやっちまいなよ。）
魔「あ、あ～？　まあそうだな。倒してこの家を捜索するしかないな。」
さ「心が読めるだと？何かのインチキに違いない。」
　「本当だったら今から考える事も判る筈だ。」
　「かっぱっぱ～、かっぱっぱ～きゅうりのキュウちゃん丸かじり～」
魔「お、本当なのかよ！心が読めるってのは。こんな奴に勝てるのか？」
に（心を無にして戦えばいいんじゃん？）
魔「そ、そうだな。」
さ「心の中で「無心、無心」って唱えてもねぇ。
　　まあ、人間と会うのは本当に久しぶりだから、戦うのも悪くはないわね。
　　貴方の心の中には美しい弾幕があるわね。
　　貴方の心の中にある美しい弾幕で、生ぬるい地上へ逃げ帰れ！」

さ「さあ、ここからが本番よ！眠りを覚えます恐怖の記憶で眠るがいい！」

さ「なかなか強かったわ。やっぱり人間を襲うのは良いわね。」
に（……お、私の弾幕じゃないの。細部は違うけど。）
魔「たまたま頭の中に浮かんだ攻撃をやられるとはな……」
さ「さあ、貴方の望みはなんでしたっけ？……ああ、間欠泉の話ね。
　　それでは中庭に案内しましょう。そこに地底最深部に通ずる穴があります。」
魔「あいよ。あ、そうだにとり、お前の企みが知りたいんだが。」
に（……そうねぇ。間欠泉の根元にいる妖怪に興味があってね。）
魔「間欠泉の根元にいる妖怪？」
に（ま、あんたには関係ない話さ。個人的な用事だよ。）
魔「話の通じない奴だな。折角、二人で山分けで手を打ってやるつもりなのに。」
さ「「宝があったら独り占めしてやるがな」ですって、
　　気を付けて、珠の向こうの河童さん。」
魔「うひょ、ここは早く立ち去ろうぜ。」



昔時の業火
Stage 5　灼熱地獄跡

魔「あ～暑い暑い！なんじゃここは。」
に（ここは……？本物の地獄の様な場所だね。）
　（ふっふっふ、見えて来たよ見えて来たよ～）
魔「いいなお前は、この暑さを体験しないで済むんだもんな。」
　「……またあの猫だ。
　　お前の珠が魚臭いんじゃないのか？その臭いにつられて猫がさ～」
に（そうかな？くんくん。）
？「じゃじゃ～ん！
　　別に魚の臭いがした訳じゃない。人間の死体の臭いがしただけさ！」
魔「おお？猫が大きくなったぞ……って、死体の臭い、だと？」
？「強い人間の死体の臭い。運び甲斐がありそうな死体！」
に（なんだこいつ、不気味だね。）

地獄の輪禍　お燐

燐「さっきのさとり様の所で聞いたよ、
　　間欠泉の根元にいる妖怪を探しているんだって？
　　止めときな止めときな、その妖怪は最悪の鳥の事だ。
　　お姉さん、相当腕が立つようだけど、危険極まりないよ！」
に（最悪の鳥……？それだ！　それに会うんだ魔理沙。）
魔「あん？誰に命令してるんだ？
　　お前の目的がよく判らないが、何か宝の匂いがするぜ。」
に（判ったよ。無事に目的の物が手に入ったら、少し分けてやるよ。）
魔「話が早いねぇ。じゃ決まりだ、行くぜ！」
燐「あらららら、強い死体のお姉さん、行っちゃうのかい？」
魔「猫とじゃれてる暇は無くなったぜ。」
燐「嬉しいねぇ、そんなに死に急ぐなんてね。
　　お姉さんの強い死体、魂、さぞかし車が重くなるだろうねぇ。」

燐「素晴らしい！強くて感動したよ。」
に（さ、行こう行こう！お望みの力はもうすぐだ！）
魔「お望みの力ってどんなのなんだ？」
に（噂によると、今のエレキテルの何倍ものエネルギーを持ち。）
　（全ての機械技術が革命的に進化するという。）
燐「あいつの力の事ね？お姉さん、それが目当てかい？
　　あはははは、楽しいねぇ。私が止める必要なんて無かったね。
　　ここだけの話、あいつが持っている強大な力ってのは、神様の力なんだって。
　　うちら地底の動物は怨霊や魑魅魍魎を喰らって強くなるんだけど。
　　あいつは何故か神様を喰らったんだな。」
魔「なるほどな。どういう力か判らんが、
　　私の魔法の研究にも少しは足しになるといいんだが。」



荒々しき二つ目の太陽
Stage 6　地底都市最深部

燐「そうそう、一つ忘れたよ。」
魔「？」
燐「地獄の底で死ぬとみんな焼けて灰すら残らない。
　　死体が欲しけりゃ、やっぱりあたいがお姉さんを仕留めないとね！」

魔「何だよ、進めば進むほどに暑いじゃないか！
　　お前の望みはこの灼熱の力なのか？」
に（噂では、その力は相当高温高圧になると言われている。）
　（究極にして最後のエネルギーだと言われているのに。）
　（こんな地熱レベルである筈がない。）
魔「こんなって、わたしゃこんがり焼けそうだよ、ほんとに……」
？「話はお燐から全て聞いたわ。
　　私の力の素晴らしさを認めに人間がやってきたって。」
に（来た～こいつこいつ！）
魔「お前、楽しそうだな。お酒でも呑んでいるのか？」
に（だって一番乗りよ？　我々河童の仲間でこの力に嗅ぎつけたのは）
？「ふふふ。あら、地上でも私の話題で持ちきりだったのね？嬉しいわ。
　　でもどうやって私の事調べたの？」
に（山の神様に教えてもらったんだ。河童の技術水準を上げられる、って。）
？「え？　山の神が何で……？」
魔「おい、盛り上がってるところすまんが。
　　その、お前の力って何なんだ？何で河童の技術水準が上がるんだ？」

熱かい悩む神の火　霊烏路　空

空「私は、ある神様の力を取り込んだわ。
　　黒い太陽、八咫烏様この力は太陽の力と同じ。」
魔「太陽の力ってなんだ？光合成か？　日焼けか？」
に（馬鹿だなぁ、魔法使いなのに勉強不足だよ。）
　（太陽のエネルギー、それは超高温、超高圧の世界。）
空「核融合ですわ。核エネルギーは超高温を半恒久的に生み出す究極の力、
　　ヤタガラス様の神徳よ。」
に（核融合は超高温故に扱いが難しいと言われてるが……）
　（ここに制御できる鴉が居ると。）
魔「凄いな、太陽と同じ力か～。私も欲しいぜ。」
に（だろう？）
　（だから魔理沙、こいつを生け捕りにして！）
魔「うぉ～い、マジかよ！究極の熱を操るんだろ？」
空「核融合の力をどう使うかは、その人次第。
　　貴方は持ち帰って何に使うのでしょう？
　　究極の乗り物？　究極の武器？それとも究極の魔法？
　　でも、私は再び灼熱地獄を生み出したいの、地上を溶かし尽くしてね！」